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作成日：2010年9月8日_記事番号：T00025169
ＡＳＥとＳＰＩＬ、８月売上高が今年最高に
半導体パッケージング・テスティング（封止・検査）の大手２社、日月光半導体（ＡＳＥ）と矽品精密工業（ＳＰＩＬ）は、ともに８月の連結売上高が今年最高となった。８日付経済日報が伝えた。
ＡＳＥの８月連結売上高は、前月比３％増、前年同月比107.4％増の173億1,300万台湾元（約453億円）だった。同社は主力顧客からの受注回復を増収要因に挙げた。
ＳＰＩＬは、連結で前月比１％増、前年同月比4.4％減の55億7,000万元。最大顧客である聯発科技（メディアテック）からの受注増加が寄与した。なお非連結では前月比0.2％減、前年同期比7.1％減の51億9,000万元だった。
ＳＰＩＬは第３四半期、５％の売上成長を目指している。証券会社は５％を達成できるかどうかは今月の受注状況が左右すると指摘。10月の中国・国慶節（建国記念日）連休需要や、インテルのＣＰＵ（中央処理装置）搭載パソコンの値下げ販売などによりＰＣ購入意欲の高まりが期待できることから、目標達成の可能性はあると分析している。
