インターネットのインターネットショッピングサイト市場に出店料など「永久無料」を掲げる新サイト「飛翔駱駝（エアキャメル）」が出現した。10日付工商時報が伝えた。
同サイトの運営会社、飛翔駱駝国際資訊は今年８月、網路家庭（ＰＣホーム・オンライン）系のネットショッピングサイト、露天市集（ＰＣホーム・イーベイ）で営運長（ＣＯＯ）を務めた葉奇鑫氏らが設立した。資本金は2,500万台湾元（約6,600万円）で、２～３年以内に増資も検討する。
飛翔駱駝は広告収入で運営され、既に400の出品者が登録している。出品者の数を２年以内に２万件、５年以内に10万件まで増やすのが目標。同業他社が収入源としている出品手数料、売買成立手数料、月額料金などをすべて撤廃し、完全無料化を図ったのが特徴だ。ネットショッピング業界の台風の目となるのは確実で、競合するヤフー奇摩、楽天市場、網路家庭などに影響を与えそうだ。
