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作成日：2010年9月17日_記事番号：T00025359
ＥＣＦＡの優先市場開放、「スピード重視」=王毅国台弁主任
中国国務院台湾事務弁公室（国台弁）の王毅主任は16日、金融業を含むサービス分野における市場開放のアーリーハーベスト（優先実施）について、「『１項目で交渉がまとまれば、直ちにその項目を開放する』といったスピードを優先した方式を採用する」と語った。17日付工商時報が報じた。
王主任はまた、中台双方でＥＣＦＡに関連した問題の対応に当たる「両岸経済合作委員会」（経合会）について、「予定通り商品貿易のアーリーハーベストを実施すること、また今後のサービス貿易の開放、投資保障制度や紛争解決メカニズムの構築などに関する協議を、経合会を通じて継続すべき」と語った。その上で、「投資保障制度の確立については優先的に協議が可能」と語り、年末に予定される第６回中台民間トップ会談（江陳会）での調印を目指す考えを示した。
