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作成日：2007年9月10日_記事番号：T00002538
ブッシュ大統領、「台湾は同盟の一員」
アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）で米中首脳会談が行われた翌７日、ブッシュ米大統領は企業フォーラムの席で、「米国は豪州、日本、韓国、タイ、フィリピンと同盟関係にあり、シンガポール、台湾、インドネシアと防衛協力を行って、アジア太平洋地域の防衛の基礎を築いている」と語る一方、中国に対し「オリンピックで世界の目が中国に集まっており、さらなる公開と寛容を約束することを望む」と注文を付けた。
ブッシュ大統領は「台湾」の名称を２回挙げたということで、胡錦濤中国国家主席が、「台湾海峡情勢は今年と来年が危険期」と恫喝的な発言をしたことに対し、バランスをとる意味があったと分析されている。
