台湾携帯電話市場は８月、スマートフォン最大手、宏達国際電子（ＨＴＣ）が販売台数シェア5.9％（５位）、販売額シェア12.9％（４位）を占め、いずれも同社としての過去最高を記録した。23日付経済日報が最新の市場調査として報じた。
流通業者は当面の台湾携帯市場の展望について、アップルは人気スマートフォン「iPhone 4」が先週発売となったものの供給台数が十分ではないと指摘。一方、ＨＴＣは10月に新機種「Desire HD（ACE）」を投入することから、年末までにさらにシェアを伸ばし、ノキアのシンビアンＯＳ採用機種を抜いて、スマートフォンブランドで首位になる可能性があるとみている。
なお８月の台湾携帯電話市場の販売台数は、前月比2.99％増、前年同月比1.01％増の66万7,100台。販売額は前月比1.22％減、前年同月比0.36％増の22億3,200万台湾元（約60億円）だった。
