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作成日：2010年9月28日_記事番号：T00025555
第２世代ｉＰａｄ、「9.7型は鴻海が独占受注」
ゴールドマンサックス証券アジアハイテク産業研究部の金文衡主管は27日、来年第２四半期初めにも発売されるとみられる、アップルのタブレット型パソコン「ｉＰａｄ」の第２世代製品のうち、初代と同じ9.7インチ画面サイズ機種の生産について「鴻海科技集団（フォックスコン）による受託が既に確定した」と語った。28日付工商時報が報じた。
金主管によると、新型ｉＰａｄの9.7インチ機種は、重さが初代の700グラムより10％軽くなり、カメラ機能とＵＳＢ端子を内蔵するという。
これまでｉＰａｄの生産は鴻海が独占受注してきたとみられるが、第２世代ｉＰａｄのうち７インチ機種の生産については最近、和碩聯合科技（ペガトロン）が受注に積極的との観測が流れている。しかしアップルは、鴻海の生産品質を高く評価しており、同機種は第２の委託先を加えるかどうかを含め未定だという。
なお、７インチ機種が発表される時期について金主管は「9.7インチより早いということはない」との見通しを示した。
