ＩＴ（情報技術）機器販売大手の聯強国際（シネックス・テクノロジー・インターナショナル）は４日、インド子会社を通じてトルコのＩＴ機器販売２位、Arena社に49.9％を出資したことを発表した。５日付蘋果日報が報じた。
Arenaは1991年設立で、ヒューレット・パッカード（ＨＰ）、宏碁（エイサー）、ＩＢＭ、富士通シーメンス、サン・マイクロシステムズ、マイクロソフト、ソニー、ＮＥＣなどの製品を取り扱い、販売店舗数は約7,500店で、トルコ国内のＩＴ機器販売ネットワークの80％を占めている。昨年の売上実績は４億5,000万米ドル。
シネックスによると、トルコは人口7,000万人以上、過去10年間のＩＴ機器市場の年平均成長率が22％に達する有望な新興市場だ。林俊堅・同社副総経理は、トルコを足掛かりに今後の東欧市場進出への意欲を示した。
