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作成日：2010年10月6日_記事番号：T00025716
永信のメディカルコスメブランド、５年内にシェア１割目指す
製薬大手、永信薬品工業（ＹＳＰ）が、医学的根拠に基づいて開発されたいわゆる「メディカルコスメ」の化粧品ブランド、「艾潔妮（Agenil）」の立ち上げを発表した。李芳全董事長の妻で同ブランドを主導する趙明明・永信李天徳基金会執行長は５日、「年間50億台湾元（約135億円）のメディカルコスメ市場で、５年以内にシェア10％を目指す」と宣言した。６日付蘋果日報などが伝えた。
「艾潔妮」は統一集団傘下のドラッグストアチェーン、康是美（コスメッド）で独占販売される。保湿効果をうたう特許商品「４Ｄ豊盈酸」シリーズを主力とし、25～40歳の女性をターゲットに展開する。
趙執行長は、メディカルコスメのスキンケア商品は市場成長率が年10％に達するほどのブームとなっており、スキンケア商品全体の成長率３％を大きく上回っていると指摘した。また「永信集団は台湾最大の製薬グループとして、研究開発に関する高い専門技術を持っている」とシェア１割の獲得に自信をみせた。
