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作成日：2010年10月7日_記事番号：T00025744
中国人の自由旅行、ビジネス客にまず解禁＝行政院長
呉敦義行政院長は６日、中国人による台湾での自由旅行解禁について、できるだけ早い実現を目指し、まずビジネス客を優先する方針を示した。同日、呉行政院長ら閣僚との朝食会に出席した、呉嘉璘・工商建設研究会理事長の話を基に７日付経済日報が報じた。
呉理事長によると、呉行政院長は中国人客の台湾旅行における問題点として、中国の旅行会社が高い費用を徴収している一方で、台湾の旅行会社に落ちる利益は少なく、そのため中国人客は台湾で比較的安いレストランなどを利用せざると得なくなっていると指摘。ただ、自由旅行解禁については、台湾側の受け入れ態勢を整える必要があると語った。
交通部も自由旅行解禁について、現在の「ビジネス目的の訪問」の枠組みを基に入境手続きの簡略化を進めるべきとの考えを示し、ビジネス客への先行解禁を提言している。
