ニュース
その他製造
作成日：2007年9月11日_記事番号：T00002579
帆宣が太陽電池で大型受注、数十億元の商機
11日付経済日報によると、太陽電池生産設備業に参入した帆宣系統科技（マーケテック・インターナショナル）が、米アプライド・マテリアルズから薄膜太陽電池製造機器のＯＥM（相手先ブランドによる生産）を受注した。先週すでにアプライド・マテリアルズが全株を保有するアプライド・コマツ・テクノロジー（ＡＫＴ）と契約が交わされており、このまま注文・出荷が続けば、潜在的な商機は数十億台湾元に上るとみられる。
現在太陽電池市場は供給不足が続いており、アプライド・マテリアルズは今年の受注目標を２億米ドルと設定していたが、上半期の業績がすでに３億米ドルを超えており、同社は年度目標を４億米ドルに倍増させた。同社の勢力拡大に伴って帆宣のＯＥＭ受注も増加が期待できそうだ。
