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鉄鋼・金属
作成日：2007年9月11日_記事番号：T00002581
鋼板への税金還付、中国が廃止か
鉄鋼業界で、中国政府が冷延鋼板と亜鉛めっき鋼板に対する輸出増値税還付の撤廃を検討しているとの観測が流れている。事実ならば、台湾の鉄鋼メーカーにとっては朗報となる。11日付工商時報が伝えた。
亜鉛めっき塗装焼付鋼板の場合、中国製品は輸出増値税の還付を受けているため、１トン当たり価格が台湾製品より70～80米ドル安く、台湾メーカーは不利な立場に置かれてきた。
台湾の鉄鋼メーカー関係者は、「中国の優遇措置が取り消されれば、台湾メーカーとの価格差が縮まり、台湾製品の安定した品質を考えれば、輸出競争力の向上につながる」と期待感を示した。
