遠東集団（ファーイースタン・グループ）が展開する百貨店事業は、来年中に中台で４店舗が新規オープンして33店舗となり、売上高が1,000億元（約2,650億円）を超えると見込まれている。14日付経済日報が伝えた。
同集団は、台湾でファミリーをターゲットとした遠東百貨（ファーイースタン・デパートメントストアズ）と、より流行を意識した太平洋崇光百貨（太平洋そごう）を、中国でも遠東百貨および太平洋百貨を展開する。
来年は、遠東百貨で９月に「台中大遠百購物中心」（台中市）と、７月に「板橋中本購物中心」（台北県板橋市）の新規２店舗をオープン、さらに今年落札した大型商業施設「新竹風城購物中心」を「新竹風城そごう」としてオープンさせる。また中国でも、四川省成都に「成都遠東百貨」を新設する。これら４店舗合計の初年度売上高は、210億元が見込まれている。
