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作成日：2010年10月14日_記事番号：T00025901
全球一動、WiMAX端末の共同調達計画
高速無線通信規格WiMAX（ワイマックス）による通信サービスを展開している全球一動（グローバル・モバイル）の蔡木源総経理は、大同電信（TATUNGインフォコム）、威達雲端電訊（ビー・タイム）、マレーシアのパケット・ワンなどの同業者と、WiMAXに対応するタブレット型パソコンやスマートフォンなどの端末を共同調達する考えだ。これにより調達台数を拡大させ、端末メーカーに値下げを迫りたいとしている。ただ、具体的な計画はまだ未定だ。14日付電子時報が伝えた。
同社は調達先として、タブレットＰＣは宏碁（エイサー）、大衆電脳集団（ＦＩＣ）、スマートフォンはサムスン電子、宏達国際電子（ＨＴＣ）を想定している。携帯ブランドメーカーはキャリアに対し10万台規模での調達を求める一方、同社の調達台数は１万〜２万台と少量にとどまるため、共同調達を行いたい意向だ。
また同社は、基地局網拡大のための増資を実施する。詳細は明らかにされていないものの資金調達は順調に進んでいるもようで、電子時報によれば規模は10億台湾元（約26億5,000万円）とみられる。
