中小企業に対する来年の銀行融資の純増目標額について、行政院金融監督管理委員会（金管会）はこのほど1,700億台湾元（約4,480億円）と設定した。実現すれば融資残高は約３兆6,000億元となる。19日付工商時報が伝えた。
今年の融資残高の純増目標額は1,500億元だったが既に６月に達成され、８月時点で2,355億元に達した。今年末時点の融資残高は３兆5,000億元を突破する可能性もある。
金管会は「来年の景気が今年と同水準を維持するなら、融資額はさらに増加する」と指摘した。ただし今回の目標額は暫定的なもので、来年第１四半期に、今年の実績を踏まえて経済部、中央銀行、各銀行と協議の上、確定するとしている。
