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作成日：2010年10月19日_記事番号：T00025995
電子ペーパーの元太、駆動ＩＣの晶宏半導体に出資
電子ペーパー世界最大手、元太科技工業（ＥＩＨ）の劉思誠董事長は18日、液晶ディスプレイ駆動ＩＣの晶宏半導体（ウルトラチップ）に対し、新株3,000万株発行の増資を一部を引き受ける形で出資を行ったことを明らかにした。具体的な引受額についてはコメントしなかった。19日付経済日報が伝えた。
元太は電子ペーパーの需要急増を受けて、生産能力を一気に３倍以上へ拡大。川上企業への出資を通じて関係を強化し、出荷ペースをより確実に掌握したい考えだ。
なお、同社の駆動ＩＣメーカーへの出資は、鴻海科技集団（フォックスコン）傘下の天鈺科技（フィティパワー・インテグレーテッド・テクノロジー）に続いて２社目となる。
