米アップルは20日（米国時間）、超薄型ノートパソコン「MacBook Air（マックブック・エ ア）」の新モデルを発表するもようだ。今回発表されるのはディスプレイが13.3インチと11.6インチの２機種とされ、台湾メーカーへの生産委託が今後本格化しそうだ。20日付電子時報が伝えた。
台湾メーカーは同機種向けの部品の良品率が向上せずに苦労したが、８月から９月にかけ出荷にこぎ着けた。今後は組み立て部分を鴻海精密工業や広達電脳（クアンタ・コンピュータ）が受注する可能性が高い。また、筐体（きょうたい）、放熱モジュール、ヒンジなども過去の提携先への発注が見込まれる。
また、液晶パネルは韓国メーカーが有利だが、友達光電（ＡＵＯ）、奇美電子（チーメイ・イノルックス）が積極的に受注を目指している。両社は08年のマックブックエア発売当時に受注歴がある。
