独金融大手、アリアンツグループが25日発表した世界50カ国・地域の2009年末時点の金融資産調査によると、台湾の１世帯当たりの金融資産は５万1,332ユーロ（約580万円）、台湾元換算で220万元で、アジア３位、世界18位だった。26日付工商時報などが報じた。
アジア上位２位は、▽日本、８万8,659ユーロ（世界５位）▽シンガポール、６万6,831ユーロ（世界10位）──。
世界では上位から、▽１位、スイス（16万3,732ユーロ）▽２位、米国（10万1,762ユーロ）▽３位、デンマーク（９万6,242ユーロ）──。
台湾の個人金融資産は前年比5.6％増加し、世界平均2.8％を大きく上回った。このほか、中国、インドが２けた成長を記録するなど、アジアの新興市場が金融危機からの回復を見せ付けた。
