ＩＣ設計大手の聯発科技（メディアテック）は25日、100％子会社のゲインテックを通じて、聯発科技中国に7,500万米ドルの大幅増資を実施すると発表した。聯発科技中国は中国で営業拠点への投資を主管しており、業界では中国での展開強化を視野に入れたものとみている。26日付蘋果日報が伝えた。
同社は現在、安徽省合肥市、北京市、広東省深圳市に営業拠点を構える。これら営業拠点では、顧客への技術支援、アフターサービスを行っている。深圳市の聯発軟件設計に対しては今年初めに7,000万米ドルの設備投資額を行っている。11月からは四川省成都市で480万米ドルを投じて設置した４番目の支社が営業開始する。同支社には年末までに1,000万米ドル、今後５〜10年間で５億人民元（約61億円）の増資を計画している。
