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作成日：2010年10月28日_記事番号：T00026183
10月の消費者信頼感指数、５カ月連続で上昇
中央大学台湾経済発展研究中心（台経中心）が27日発表した10月の消費者信頼感指数（ＣＣＩ）は、前月比0.05ポイント上昇の80.19ポイントで、５カ月連続の上昇となった。同指数を構成する６項目のうち、「今後半年の就業機会」が前月比1.9ポイント上昇の87.2ポイントで、最も上昇幅が大きかった。台経中心は「世界規模の経済危機など重大な変化が起きない限り、失業率の改善ペースは続く」と指摘した。28日付電子時報が伝えた。
このほか、構成項目のうちポイントが上昇したのは「今後半年の家庭の経済状況」、「今後半年の域内景気」、「今後半年の株式投資機会」の３項目だった。
一方、「物価水準」は52.20ポイントで、前月比1.8ポイントの最大下落幅を記録した。台経中心はこの要因について、台風13号（アジア名、メーギー）による被害や、世界的な原料相場の上昇による基幹食糧品などの値上がりが影響したと指摘した。
