ニュース
電子
作成日：2010年10月29日_記事番号：T00026222
自動車ライトの堤維西、中国での街灯生産に１億ドル
自動車用ライト、堤維西交通工業（ＴＹＣブラザー・インダストリアル）の陳冠錡総経理は28日、中国での照明生産に１億米ドルを投じる計画を明らかにした。中国政府が推進するＬＥＤ（発光ダイオード）街灯普及計画「十城万盏」による商機を狙う構えだ。29日付工商時報が伝えた。
同社は来年第１四半期、5,000万米ドルで江蘇省昆山市に照明工場を着工。主にリフレクター照明を生産し、研究開発（Ｒ＆Ｄ）部門、設計部門を擁する主力工場の位置付けで、年末までの稼働開始を目指す。その後、３〜５年以内に投資額5,000億米ドルで中国各地に組み立て工場を展開する計画だ。
陳総経理は「当社の製品は中国政府の認証を取得済みで、12月から政府の調達先の１社となる」と述べ、一つの省で採用となれば、その後の市場開拓は難しくないとの考えを示した。
