馬英九総統は１日、台北松山～東京羽田線就航を祝い、日本から安部晋三元首相や猪瀬直樹東京都副知事らが出席して行われたパーティーで、「台湾は日本との交流を各方面で強化しており、これは大陸（中国）だけが交流の対象ではないことの表れだ」と語り、過度な傾中政策を取っているわけではないことを強調した。２日付聯合報が伝えた。
安倍晋三元首相（右２）はレセプション出席の後、開幕前の台北国際花卉博覧会場を視察、台湾での日程を終え帰途に着いた（１日＝中央社）
馬総統は、「大陸と関係が改善すると同時に、日本および米国と関係も良くなっており、地域の緊張緩和に貢献している」と述べ、さらに安部元首相からも、31日に会見で中台関係の改善に対し高い評価を受けたことを明らかにした。
