交通部数拠処の統計によると、10月の新車登録台数は前月比１％増、前年同月比10.9％増の２万8,647台だった。メルセデスベンツ、ＢＭＷ、アウディ、レクサスなど高級車の好調が目立った。２日付工商時報が伝えた。
10月は４位のホンダが前年同月比21.1％減の2,315台となった一方、７位マツダが同22.5％増となり明暗を分けた。裕隆集団傘下の自社ブランド、LUXGEN（納智捷）は前月比9.8％減の1,487台となったものの３カ月連続で６位を維持した。
１〜10月の累計登録台数は前年同期比21.1％の26万4,069台となった。
11月は直轄市長選挙を控えユーザーの購買意欲に影響が出るとみられ、市場全体の新車登録台数は和泰汽車が２万5,000台、台湾ホンダ、中華汽車工業、裕隆日産汽車は２万7,000〜２万8,000台の水準にとどまると予測している。
