海外旅行ツアーや航空機チケット、台湾各地のホテルなどを割安な料金で提供する毎年恒例の台北国際旅展（台北インターナショナル・トラベルフェア）が５日、台北世界貿易センター展示場１館（台北世貿一館）で開幕した。今年は過去最高の1,200の展示ブースが並び、日本からも各地の観光協会や日本航空など過去最高の94ブースが出展している。５日付自由時報が報じた。
あるブースでは定価800元の温泉チケットが18元で売られ、多くの来場者が列を作った（５日＝中央社）
海外ツアーは、各業者が、香港行２泊３日で7,999台湾元（約２万1,500円）、韓国３泊４日9,999元、グアム島フリーツアー４泊５日14,999元などの価格で売り出す。市場価格よりも、日本行きで3,000元、東南アジア行きで2,000元、米国行で5,000元ほど安くなるという。
円山大飯店（グランドホテル・タイペイ）や高雄金典酒店（スプレンダー・カオション）が最低で約８割引きとなるホテルの宿泊チケットや、有名ホテルのバイキングチケット、温泉施設の利用チケットなども販売される。
台北国際旅展は８日までの開催で、土日の６日と７日は午後６時まで、最終日の８日は午後６時までの開場となる。入場料金は200元。
