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作成日：2010年11月9日_記事番号：T00026420
１キロ入り砂糖、価格据え置きを要求
経済部は７日、砂糖価格が急騰していることを受け、台湾糖業（台糖）に対し、一般家庭向けの１キログラム入り砂糖の小売価格を36台湾元（約96.6円）に据え置くことを求めた。また、販売量に割り当て制を実施し、買い占めを防ぐ措置を講じることにした。９日付聯合報が伝えた。
経済部の重要商品原材料市況監理小組は、ブラジルやタイの砂糖減産やインドでの需要増で、砂糖の国際価格が急騰していると分析した。
台糖の広報担当者によると、ロンドン白砂糖先物市場は、30年ぶり高値となる１トン当たり772.70米ドルを付け、台糖の50キログラム入り砂糖価格も35年ぶりの最高値まで上昇した。ただ、台湾での小売価格は国際価格（１キロ当たり34.60元）を2.80元下回っているという・
経済部はまた、小麦や大豆については、現時点で十分な供給量を確保できており、価格調整を行う計画はないとした。
