ＩＴ（情報技術）機器販売最大手の聯強国際（シネックス・テクノロジー・インターナショナル）は11日、インドネシアのパソコン販売最大手、メトロデータ・エレクトロニクスとの提携を発表した。２社の折半出資で合弁の販社を設立し、インドネシア市場および東南アジアや新興国市場を開拓する。12日付経済日報が伝えた。
シネックスは先ごろ、トルコのＩＴ機器販売２位、Arena社に出資し、同市場への進出を果たしたばかり。今回はメトロデータとの提携で、さらにアジア太平洋市場でのネットワークを増強する。
証券会社は、アジア太平洋地区でネットワークを拡大することにより、同社は今後10年の成長力を確保できると評価した。また中国で春節（旧正月）のハイシーズンを迎え、同社は来年第１四半期に前期比５～10％成長と、例年の５％増よりさらに高い成長を見せると予測している。
