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作成日：2010年11月17日_記事番号：T00026596
遠雄がソウルで不動産開発へ、１億ドル投資
不動産開発最大手、遠雄企業集団（ファーグローリー）は16日、趙藤雄董事長の個人名義で、韓国ソウル市での不動産開発に１億米ドルを投資することで、韓国当局に申請書を送付した。遠東集団の韓国進出は初めて。ソウル中心部で高級住宅やオフィスビルなどの建設を計画しているが、具体的な場所は未定だ。17日付工商時報が伝えた。
遠雄集団は、2008年12月に大韓貿易投資振興公社（KOTRA）と投資額５億米ドルの提携覚書（ＭＯＵ）を締結しており、今回ようやく具体的に動き出した形だ。早ければ今年末に計画に着手する。
遠雄は今年を「国際化元年」と位置付けており、海外進出を加速させている。今年は中国、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）アブダビで開発案件が決定したほか、今後はベトナム、シンガポールなどへも進出していく計画だ。
