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石油・化学
作成日：2007年9月14日_記事番号：T00002668
ＥＧ価格高騰、ＰＥＴ業者が出荷一時停止へ
エチレングリコール（ＥＧ）の現物価格高騰を受け、南亜塑膠（南亜プラスチック）や化学繊維の新繊実業、遠紡工業、およびポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）を製造する韓国業者が、10月の出荷および見積りを一時停止した。
ＥＧの現物価格は現在１トン1,345米ドルで、大手メーカーの工場が故障のため生産が止まっており、シェル石油やサウジ基礎産業公社（SABIC）のアジア地区向け価格は1,400米ドルに達している。今年８月から現在までの１トン当たりの価格上昇幅は350米ドルに達し、ＥＧを主原料の一つとするＰＥＴ製造業者は、９月下旬の出荷価格を1,300米ドル前後に設定していたが、ＥＧの入荷価格がそれを上回りコスト割れとなった。14日付経済日報が伝えた。
