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鉄鋼・金属
作成日：2010年11月22日_記事番号：T00026692
ステンレス鋼の日金工、台湾に合弁販社設立
ステンレス鋼の日本金属工業（日金工、本社・東京都千代田区、義村博社長）は、台湾の結進材料科技（JIEJINマテリアルサイエンステクノロジー）と合弁で、台南県永康市に販売会社を12月（予定）に設立すると発表した。同社のステンレス鋼母材を結進材料が圧延加工し、合弁会社が中国・アジアを中心に高品質の精密圧延品などを販売する計画だ。
新会社名は結進日金工精密金属とし、資本金は9,130万台湾元（約２億5,000万円）。出資比率は日本金属工業が48.6％、結進が36.5％、伊藤忠丸紅鉄鋼が14.9％となる。
日本金属工業は2010〜12年の中期経営計画で、精密圧延品の販売量を月2,000トンまで拡大することを目標としている。結進との提携は、同社が製造に必要な設備および技術を有している上、アジアへの販売に立地条件が適していることが決め手となった。
