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作成日：2010年11月24日_記事番号：T00026748
ＨＰの印刷マネジメントサービス、台湾シェア６割目指す
ヒューレット・パッカード（ＨＰ）は23日、アジア・太平洋地区で４カ所目となる企業向けプリンター製品の体験スペース「ＨＰエクスペリエンス・センター」設立を発表するとともに、印刷に関するコスト管理ソリューションを提案する「プリントマネジメントサービス」で、年間15億台湾元（約41億円）規模の台湾市場において３年以内にシェア60％を目指すと表明した。24日付工商時報が伝えた。
同センターは「プリントアウト設備の最適化、印刷環境の管理、作業フローの改善」を軸に、企業向けのプリントマネジメントサービスを提供する。
ＨＰ台湾区映像・印刷事業群の胡大剛総経理は、「企業はプリントアウト設備の構築に当たり、ハード面のコストだけを考慮しがちだが、ハードはコスト全体の28％を占めるにすぎない」と指摘。消耗品やメンテナンスなどの隠れたコストが72％を占める中で、これらコストを30％削減、作業効率を３倍にするサービスを企業に提供できるとしている。
