市場調査機関、アイサプライの調べによると、瑞軒科技（アムトラン・テクノロジー）を主要生産委託先とする米テレビブランド、ビジオ（VIZIO）は、第３四半期の北米液晶（ＬＣＤ）テレビ市場でシェア19.9％を占め、同17.7％のサムスン電子を抑え首位となった。ビジオはバックライトに発光ダイオード（ＬＥＤ）を採用した製品でもシェア30％を占めトップとなった。24日付電子時報が報じた。
同期の北米市場におけるビジオの液晶テレビ出荷台数は前期比14.9％増の160万2,000台で、前期比1.5％減となったサムスンを約17万台上回った。ビジオの北米シェア１位獲得は、ＬＥＤテレビで好調だったことが主因だ。
またアムトランによると、北米の消費者はビジオの高画質フルＨＤ製品を高く評価しており、42インチ製品の第３四半期出荷は前年同期比41％と大幅に増加、これより大きいサイズの製品では同95％増加したという。
また市場調査会社、クイクセル・リサーチの調べによると、第３四半期の北米市場での人気製品のうち、ビジオの42インチ以上の製品が上位３位を独占したという。
