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作成日：2010年11月26日_記事番号：T00026817
ＨＴＣの来年スマートフォン出荷、５千万台に倍増も
26日付経済日報によると、スマートフォン大手、宏達国際電子（ＨＴＣ）は、来年の出荷台数が4,000万～5,000万台に上り、今年の2,500万台から倍増する可能性がある。
来年第１四半期は春節（旧正月）シーズンで稼働日数が減少するものの、花旗環球証券（シティグループ・グローバル・マーケッツ）の予測によると、オフシーズンながら予想を上回り、出荷890万台に達する見通しだ。
来年第２四半期は米ベライゾン・ワイヤレスとの提携による次世代移動通信規格ＬＴＥ（ロング・ターム・エボリューション）対応「メカ（Mecha）」など、新機種の発売がピークを迎える。ベライゾンは来年第１四半期にアップルのiPhoneも発売予定だが、ＨＴＣが重要顧客という位置付けは揺るがないと証券会社はみている。
今年第４四半期について、あるサプライヤーは、ＨＴＣの出荷台数は11月に過去最高を更新し、12月は１割以上落ち込むものの、同期目標900万台の達成は難しくないとみている。ＨＴＣの売上高は今年第２四半期以降、過去最高の更新が相次いでいる。
