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作成日：2010年11月26日_記事番号：T00026819
美律実業、中国２カ所に新工場
携帯電話向けのスピーカーやハンズフリーセットを手掛ける美律実業（メリー・エレクトロニクス）は、生産能力拡大および中国での人件費上昇対策として、比較的賃金水準の低い広東省恵州市、江蘇省塩城市にそれぞれ1,000万米ドル、500万米ドルを投じ新工場を建設する。塩城では既に工場設備を借りて生産を開始、恵州でも同様の方式で12月には生産を開始する予定だが、自社工場が本格稼働する2011年末には、同社のハンズフリーセット生産能力が20％増強される見通しだ。26日付電子時報が伝えた。
同社の曽錦堂財務副総裁は、「恵州、塩城地域の最低賃金は深圳市より35％低い」と指摘。新工場建設でコストを抑えつつ、現在フル稼働となっている広東省深圳市、江蘇省蘇州市の既存工場による供給不足緩和を図る。
恵州工場のハンズフリーセットの生産能力は11年上半期に月間300万セット、同年下半期に同500万セットが見込まれ、塩城工場は同年第１四半期に
