裕隆日産汽車は今月下旬、今年の新車販売目標３万4,000台を既に達成したため、目標を３万5,000台に上方修正した。来年の新車販売目標については、自動車市場の成長が続くとの判断から、３万8,000台では低過ぎ、４万台に設定すべきとの声が上がっているもようだ。30日付経済日報が報じた。
日産「ＧＴ−Ｒ」。台湾では「東瀛戦神（日本の戦神）」の異名を持つ（裕隆日産提供）
裕隆日産は今年の早期目標達成について、販売戦略の調整とタクシー向け販売強化が奏功したと分析した。
また同社は29日、フルモデルチェンジした日産のマルチパフォーマンス・スーパーカー、「ＧＴ−Ｒ」を発表した。予約販売価格は550万台湾元（約1,520万円）からで既に４台を受注。「ＧＴ−Ｒ」は日産の世界戦略車で、台湾市場への今年の割り当て分15台はすぐに売り切れたため、来年は同20台の獲得を目指している。
