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作成日：2010年12月3日_記事番号：T00026957
台新銀、中国・華美銀行とＭＯＵ締結へ
台新金融控股傘下の台新銀行は２日の董事会で、米国の中華系住民を主要顧客とするイーストウェストバンク傘下の華美銀行（中国）と、人材交流などを盛り込んだ提携覚書（ＭＯＵ）を締結することを決議した。同行の中国系銀行とのＭＯＵ締結は、南京銀行に続き２例目となる。中央社が２日報じた。
華美銀は、上海市および広東省汕頭市に支店を構えるほか、北京市、広州市、深圳市に代表人弁事処（駐在員事務所）を有する。昨年、台北市にも代表人弁事処を設立した。
台新銀の林克孝総経理は、「華美銀行は中国に進出する台湾企業ともつながりが深く、同行との提携は、将来これら台湾企業向け業務を開拓する際にも有益なものとなる」と述べた。両行は、行政院金融監督管理委員会（金管会）の承認を待って調印を行う予定だ。
