義聯集団（Ｅユナイテッド・グループ）が500億台湾元（約1,400億円）を投じて高雄県に開発した大型複合商業施設、義大世界（Ｅ－ＤＡワールド）が18日に正式オープンする。ショッピングセンター、ホテル、レストラン、映画館、テーマパークのほか標準ブース700が出展可能な展覧会場などを備え、来年の売上高は50億元、2012年は100億元以上を見込む。３日付経済日報などが報じた。
林義守董事長は、義大世界内の施設のうち欧米や日本のアウトレット商品を集めた義大世界購物広場（Ｅ－ＤＡアウトレット・モール、面積５万8,000坪、297店が出店）が、台湾内および中国からの旅行者に訴求力を持つと好感しており、来年、売上高全体の50％以上を占めると予測している。
ホテルは、義大皇冠假日飯店（クラウン・プラザ・カオシュン・Ｅ－ＤＡワールド、656室）と義大天悦飯店（Ｅ－ＤＡスカイラーク・ホテル、358室）があり、同社広報によると、相次いで開幕イベントを行うため、クリスマスから年越しシーズンの宿泊予約率は９割を突破した。また来年は中国人客の比率が今年の10％から30％まで拡大すると見込む。
