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建設
作成日：2010年12月3日_記事番号：T00026965
台北市の住宅価格、過去最高の１坪70万元台に
住宅専門誌「住展雑誌」がまとめた「2010年不動産価格報告」によると、台北市の今年の平均住宅価格は１坪当たり70万5,000台湾元（約194万円）に達し、過去最高を更新した。台北市の住宅価格は過去３年で17.6％上昇したことになる。３日付工商時報が伝えた。
同誌の倪子仁研発長は住宅価格の大幅上昇について、「土地供給が少ない上、都市再開発（都市更新）の進度が遅い中、保険会社や建設会社は面積を問わずに中心部の用地の獲得競争を展開し、地価が過去最高を更新したため」と指摘した。
08年と比べ、住宅価格の上昇が著しかったのは、信義区（40.8％）、松山区（39.2％）、大安区（39.1％）の順となった。特に市中心部にあり、高級物件が多い大安区の住宅価格は、昨年１坪当たり100万元の大台を突破したのに続き、今年は115万2,000元まで上昇した。
