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作成日：2010年12月3日_記事番号：T00026967
緑能の11月売上高、９カ月連続の過去最高更新
大同集団の太陽電池用多結晶シリコン（ポリシリコン）ウエハー最大手、緑能科技（グリーン・エナジー・テクノロジー）が２日発表した11月売上高は、前月比6.5％増、前年同月比106.9％増の18億6,200万台湾元（約51億5,000万円）で、９カ月連続の過去最高更新となった。１〜11月累計は前年同期比91％増の152億3,000万元だった。時報資訊が同日報じた。
品質の高いシリコンウエハーに対する需要は強く、緑能の生産能力増強計画が順調に進んでいることも相まって、同社の出荷量は増加を続けている。同社はインゴット、ウエハー生産ともにフル稼働だが、顧客の需要は生産能力の1.5倍に上るため、年内に１ギガワット（GW）まで生産能力を引き上げる計画だ。
さらに同社は先日の董事会で、生産能力増強のための投資額を57億7,000万元から62億9,400万元に引き上げることを決議した。これにより、生産能力を1.4GW以上に増強できる見通しだ。
