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作成日：2010年12月6日_記事番号：T00026984
ナショナルズの王建民投手、ＦＡに
野球の米メジャーリーグのワシントン・ナショナルズは３日、台湾出身の王建民投手との年俸調停を期限までに申請せず、フリーエージェント（ＦＡ）選手として公示し、本人に通知した。４日付自由時報が伝えた。
王投手は今後、メジャーリーグ全球団から移籍先を探すことになるが、現地メディアは、ナショナルズが王投手と年俸を大幅に引き下げた上で再契約するか、マイナーリーグでの契約に切り替える可能性があると報じている。
王投手は今シーズン、年俸200万米ドルで契約したが、肩の故障で出場はなかった。メジャーリーグの労使協定によれば、契約更改後の年俸は前年の80％を下回ってはならない。このため、ナショナルズはいったん王投手をＦＡ扱いとした上で、改めて低年俸で残留をオファーする可能性がある。
球団側からの通知を受けた王投手は「球団の決定を尊重し、チームによる１年間の育成と支持に感謝する。今後自主トレを続け、一日も早くベストコンディションを取り戻したい」とのコメントを発表した。
