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鉄鋼・金属
作成日：2010年12月6日_記事番号：T00027000
ＣＳＣの11月税引前利益、今年最低の17億元
中国鋼鉄（ＣＳＣ）が発表した11月の税引前利益は、前月比15.96％減の17億400万台湾元（約47億円）で、単月としては今年最低となった。ただ、１～11月累計では416億8,300万元で、前年の通年利益（201億5,900万元）の２倍以上となった。市場は同社の通年税引前利益は430億～450億元と予想している。４日付工商時報が伝えた。
11月利益が低水準となったのは、石炭や鉄鉱石など原料コストの高まりなどが原因だ。一方で売上高は210億3,600万元と、前月からほぼ横ばいだった。
鍾楽民・執行副総経理は今後について、「来年第１四半期はオフシーズンを迎えるが、春節（旧正月）後に新たな需要の波が訪れ、第２四半期のハイシーズンに向け製品価格が上昇する可能性もある」と楽観見通しを示した。
