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作成日：2010年12月6日_記事番号：T00027005
メディアテック、アンドロイド対応「ＭＴ6516」好調
４日付工商時報が業界関係者の話として報じたところによると、ＩＣ設計最大手、聯発科技（メディアテック）はこのほど、ファウンドリー大手の聯華電子（ＵＭＣ）に対し、2.75Ｇ（世代）携帯電話対応チップ2,000万個の生産を追加発注した。ＵＭＣの生産能力で補えない分は、中国・中芯国際集成電路製造（ＳＭＩＣ）に生産を委託したという。証券会社は、メディアテックが10月に出荷を開始した、グーグル「アンドロイド2.1」対応の2.75Ｇスマートフォン向けチップモジュール「MT6516」が好調だと指摘した。
証券会社は、MT6516は11〜12月も出荷量が増え、来年第１四半期に大量出荷となるとの予測を示した。メディアテックの好調で、ＵＭＣのほか、半導体パッケージング・テスティング（封止・検査）の矽品精密工業（ＳＰＩＬ）や京元電子（ＫＹＥＣ）も、来年第１四半期業績が予想を上回る見通しだ。
