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作成日：2010年12月7日_記事番号：T00027029
台湾ＮＥＣ、高雄市と通信産業発展で覚書
台湾ＮＥＣはこのほど、高雄市政府が日本との協力拡大に向け開いた会合で、通信産業の発展に向けた協力を進める覚書を交わした。７日付電子時報が伝えた。
台湾ＮＥＣは今回の覚書締結をきっかけとして、北部、中部、南部の産業の相互交流を促進するとともに、自治体との良好な関係構築で、先進技術による安全、安心かつ利便性が高い生活環境を築きたいとしている。
同社の大和正幸総経理は「台湾ＮＥＣは設立から30年近くにわたり、コンピューターと通信を完全に融合させ、より良いインフラを建設するにはどうすればよいかを絶えず考えてきた。台湾ＮＥＣは既に大同電信（TATUNGインフォコム）と共同で高雄県でWiMAX（高速無線通信規格）向けのプラットフォームを構築した実績があり、高雄県との信頼関係を通じ、さらに（直轄市昇格後の）高雄市の産業発展を促進したい」と述べた。
