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作成日：2010年12月13日_記事番号：T00027151
メディアテック、上海子会社を設立へ
ＩＣ設計最大手、聯発科技（メディアテック）は10日、300万米ドルを投じ上海子会社を設立すると発表した。当初は顧客に対する技術支援およびサービス提供、将来的には研究開発（Ｒ＆Ｄ）を主要業務とする方針だ。同社の中国子会社は、北京、深圳、合肥（安徽省）、成都（四川省）に次いで５社目となる。11日付工商時報などが伝えた。
メディアテックは11月に成都子会社を設立したばかりで、中国市場開拓への強い意欲がうかがえる。中国での従業員は現在、全社の20％を占める1,000人以上に上るため、上海子会社の設立でさらに増加するとみられる。
なお、同社はグーグルのアンドロイドＯＳ（基本ソフト）を搭載した第３世代（３Ｇ）スマートフォン向けチップの出荷を来年中ごろにも開始するとしている。市場では、同社予測より早い上半期中に量産に入る可能性もあるとみられている。
