ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年12月14日_記事番号:T00027174
鉄筋大手の豊興鋼鉄は13日、鉄スクラップや鉄鉱石など原料価格の上昇に応じて、鉄筋、形鋼の価格を1トン当たり500台湾元(約1,390円)引き上げた。鉄筋価格はこれにより1トン2万200元と再び2万元台に乗った。形鋼は同2万1,600元。鉄スクラップの買取価格も400元引き上げ同1万2,700元とした。14日付蘋果日報が報じた。
豊興は先週も鉄筋を300元、形鋼を500元、鉄スクラップ買取価格を300元引き上げており、大幅引き上げは2週連続となる。
今週、米国の鉄スクラップコンテナ積み価格は1トン当たり405米ドルから420米ドルに上昇、ばら積み価格も同445米ドルとなった。欧米は寒波による交通の混乱で、鉄鋼供給に影響が出ている。台湾の鉄鋼業界からは、鉄鋼価格の上昇は来年第1四半期まで続くとの観測が出ている。
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