義聯集団（Ｅユナイテッド・グループ）が300億台湾元（約842億円）を投じ、高雄県大樹郷観音山90ヘクタールの土地に開発した大型複合商業施設、義大世界（Ｅ－ＤＡワールド）が18日に正式オープンした。初日はプレオープン以来最高の人出となり、中でも「アジア最大のアウトレットモール」をうたうショッピングモール「義大世界購物広場（Ｅ－ＤＡアウトレット・モール）」は、来客者数が10万人を突破、2,000万元を超える売り上げを記録した。林義守董事長は、今後200億元以上を投じてさらに規模を拡大するとの意向を示した。19日付蘋果日報が伝えた。
オープン式典には呉敦義行政院長（右３）、王金平立法院長（左２）も出席した（18日＝中央社）
義大世界購物広場の王香完総経理によると、売上高は先月既に１億元を突破。現在の売り場は85％がオープンした状態であることから、すべてオープンすれば月間３億元の売り上げが見込めるという。
また、施設内の義大皇冠假日飯店（クラウン・プラザ・カオシュン・Ｅ－ＤＡワールド）と義大天悦飯店（Ｅ－ＤＡスカイラーク・ホテル）も初日、計1,014室が満室となった。なおクラウンプラザでは、来年１月末まで「景緻套房（ダブルルーム）」が夕食、テーマパークおよび映画館の入場券付きで１泊57％引きの１万2,180元、連泊の場合２泊目が1,280元となるなどのキャンペーンを実施する。
