中堅ＤＲＡＭメーカー、茂徳科技（プロモス・テクノロジーズ）は、エルピーダメモリから63ナノメートル製造プロセスの技術ライセンスを受けることで同社と提携覚書（ＭＯＵ）を結んだ。27日付電子時報が伝えた。
プロモスは今年から12インチウエハー工場で、エルピーダから63ナノプロセスの技術供与を受けて、標準型ＤＲＡＭの受託生産を行っていた。今回の提携により、今後は63ナノプロセスによる自社ブランドでのニッチ型メモリー開発・生産も可能になる。
なお、エルピーダのプロモスへの技術授権は、今年11月、エルピーダが台湾証券交易所（証券取引所）に対し台湾預託証券（ＴＤＲ）上場を申請した際に、経済部工業局から提示された認可条件の一つとみられている。
