家電大手の声宝（サンポ）は昨年第４四半期から受託生産している米家電ブランド、ワールプールのタッチパネル付き洗濯機（容量13〜15キログラム）を、台湾市場向け製品に限定せず、今年上半期から中国や東南アジア、欧州市場に向けて出荷する計画だ。またワールプールは、洗濯機に加えエアコンの生産を今年からサンポに委託する予定で、冷蔵庫の委託も検討中だ。５日付工商時報が報じた。
サンポは昨年、販売会社の花旗精品家電を設立してワールプールおよびウエスティングハウスと台湾総代理店契約を結び、販売と受託生産で協力している。
サンポはまた、シャープから生産を受託する品目を、冷蔵庫、クーラー、洗濯機などの白物家電にも拡大する。
