発光ダイオード（ＬＥＤ）各社の12月売上高が６日発表され、隆達電子（レクスターエレクトロニクス）、華興電子工業（レドテック・エレクトロニクス）、光鼎電子（パラ・ライト・エレクトロニクス）の３社は、液晶テレビ用ＬＥＤバックライトやＬＥＤ照明の受注回復により軒並み前月比増収となった。７日付経済日報が伝えた。
各社の12月売上高は、▽レクスター、６億6,000台湾万元（約18億8,000万円、前月比16.6％増）▽華興電子、１億3,500万元（14.4％増）▽光鼎電子、１億4,300万元（15％増）──だった。光鼎電子は、中国のＬＥＤ照明導入プロジェクトによる需要増で単月過去最高となった。
一方、ＬＥＤパッケージング最大手、億光電子工業（エバーライト・エレクトロニクス）は12億9,800万元で、前月からほぼ横ばい。東貝光電科技（ユニティ・オプト・テクノロジー）は、年末の在庫整理による受注減で、前月比8.9％減の５億1,000万元にとどまった。
なお、今年のＬＥＤ各社の売上高は、タブレット型パソコン向けおよび液晶テレビ向けバックライト需要の成長を受けて、成長が見込まれる。
