ニュース 電子 作成日:2011年1月10日_記事番号:T00027620
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が7日発表した昨年12月の連結売上高は前月比17%減、前年同月比16.9%減の306億2,000万台湾元(約871億円)だった。減収理由について同社は、▽テレビ向け製品価格が予想を下回ったこと▽顧客側での年末の在庫調整▽台湾元高──を挙げた。8日付工商時報は「為替レートを売上高変動の要因とすることはほとんどないAUOが今回は要因に挙げたことから、最近の元高がパネルメーカーの経営にプレッシャーを与えていることは確かだ」と指摘した。
AUOの12月出荷枚数は、大型パネルが前月比5.8%減の916万枚、中小型が同5.4%減の1,706万枚。第4四半期通期では大型が前期比2.3%減の2,803万枚、中小型が同4.9%減の5,288万枚だった。
同社は「顧客の在庫調整は、ハイシーズンの販売に支えられ既に一段落しており、今後は需要回復が見込める」とした。
なお、通年の連結売上高は前年比30%増の4,671億7,000万元と、大幅成長となった。出荷枚数は大型が前年比26.7%増の1億1,355万枚、中小型が同3.4%減の2億2,089万枚だった。
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