ファウンドリー大手、聯華電子（ＵＭＣ）が発表した2010年通年の売上高は、前年比35.9％増の1,204億台湾元（約3,420億円）と、過去最高を記録するとともに、証券会社予測の1,150億元を4.7％上回った。８日付工商時報が伝えた。
ＵＭＣの12月売上高は前月比2.5％減の101億7,800万元で100億元台を保った。第４四半期通期では前期比４％減の313億1,800万元だった。
なお、第４四半期は稼働率が90～95％に下がったものの、ハイエンド製品のラインはフル稼働となっているため、同社は粗利益率が30～34％だったと予測、過去６年で最高水準となった第３四半期の32.6％を上回る可能性もあるとしている。
