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作成日：2007年9月21日_記事番号：T00002783
国泰金控、上海に中国本部を設置へ
上海市政府関係者は20日、台湾の金融持ち株会社、国泰金融控股が上海に中国本部ビルの建設を検討しており、接触を開始したことを明らかにした。建設地は経済発展の象徴とされる浦東地区が有力視される。同地区ではすでに長栄集団が中国本部、鴻海集団が世界本部建設を表明している。21日付経済日報が伝えた。
国泰金融控股は、約３年前に中国東方航空集団と合弁保険会社「上海国泰人寿」を設立した。高層ビル「金茂大廈」の既存オフィスが手狭となったため、自社ビル建設計画の検討を本格化させた。
一方、国泰人寿と中国東方航空集団は20日、福建省福州市で国泰人寿福建分公司の発足式を行った。
